契約書のリーガルチェック

契約書のリーガルチェックとは

企業法務の中で、契約書のリーガルチェックは、最もポピュラーなご相談内容です。

 

リーガルチェックとは、契約書の内容が法的な観点から相当か否かをチェックすることです。契約書を締結する当初は、互いを信頼していることから、後にトラブルが生じることは想定していません。しかし、後のトラブルを防止するには、契約書の内容を精査し、事前に対処しておくことが、予防法務として、何より重要なのです。

 

契約書のリーガルチェックを受けるメリット

契約書のリーガルチェックを受けるメリット 画像

契約書のリーガルチェックを受ける最も大きなメリットは、あらかじめ内容を精査することで、トラブルを回避することができるということです。

 

契約書を締結する際は、お互いを信用していることもあり、後のトラブルを想定することは、当事者間では難しいものです。しかし、トラブルを想定できれば、トラブル発生時の対処法を契約書に盛り込むなどして、不要な争いを避けることが可能です。

 

くぬぎ経営法律事務所の代表上村は、これまで企業間の訴訟事件を数多く扱ってきました。このような訴訟事件の中には、あらかじめ契約書の内容が十分であれば、このような訴訟には発展しなかったと思われるケースも数多く存在しました。弁護士による契約書のリーガルチェックを受けることで、後に発生し得るトラブルを想定し、契約書の締結段階で、その対処方法を検討することができる点は、契約書のリーガルチェックを受ける最も大きなメリットといえるでしょう。

 

確かに、近年では書籍やインターネットにより、契約書の雛形を手に入れることができます。しかし、その雛形は、当該取引の個別の事情を反映しているわけではなく、必ずしも雛形の契約条項が本件取引にはそぐわないこともあります。また、最近では民法が大幅に改正するなど、改正法に対応していないこともありますから、雛形を活用するだけでは、必ずしも十分とは言えません。

 

ご相談者様、ご依頼者様から十分なヒアリングを行った上で個別の事情を契約書に反映することができる点や、改正法を含め法律の整合性を保つことができるという点も、契約書のリーガルチェックを受ける大きなメリットといえるでしょう。

 

契約書のリーガルチェックを受けるデメリット

契約書のリーガルチェックを受けるデメリット 画像

もっとも、契約書のリーガルチェックを弁護士に依頼する際、「時間がかかってしまうのではないか」ということを気にされるご相談者様、ご依頼者様がいらっしゃることと思います。

 

確かに、チェックの時間が長くなれば、その分、相手方が不信感を抱き、結果的に契約締結に至らず、ビジネスチャンスを逃してしまうということはあり得ることです。

 

そのため、くぬぎ経営法律事務所では、契約書のリーガルチェックのご依頼を受けた際には、可能な限り速やかに内容を把握し、対処するように努めております。

 

それでも、最終的にチェックするには3日から1週間程度の時間は必要になってしまいます。この検討時間の確保については、相手方にも、その後のトラブル発生の防止の観点から、ご理解いただくように努めております。

 

また、ご相談者様、ご依頼者様の中には、弁護士による契約書のリーガルチェックを受けるにあたり、その費用を気にされる方もいらっしゃることと思います。

 

確かに、契約書のリーガルチェックを受けると、費用がかかるという点はデメリットといえるでしょう。くぬぎ経営法律事務所では、契約書のチェックを「5万円~」、契約書の作成を「10万円~」としておりますが、ご相談者様、ご依頼者様の負担がないよう、費用については柔軟に考えております。

 

また、顧問契約を締結していただければ、基本的には、契約書のリーガルチェックについては月々の顧問料の範囲で対応させていただいております。日々の業務において、弁護士によるリーガルチェックを必要とするご相談者様、ご依頼者様におかれましては、顧問契約の締結につき、ご検討いただければと思います。

 

なお、くぬぎ経営法律事務所の代表上村は、弁護士の資格だけでなく、中小企業診断士としての資格も保有しております。顧問契約を締結していただければ、法律面のみならず、経営的側面からもご助言することが可能ですから、企業様(個人事業主様を含む)において顧問契約を締結するメリットは大きいと思います。

 

対応可能な契約書とは?

リーガルチェックにあたっての契約書の種類につきましては、くぬぎ経営法律事務所では、原則として、種類を問わずに対応できるように努めております。

 

契約書には、売買契約書、賃貸借契約書、業務委託契約書、業務提携契約書、機密保持契約書、システム開発委託契約書など、実に様々な契約書があります。

 

もっとも、どのような契約書であっても、ご相談者様、ご依頼者様から十分なヒアリングを行い、内容を精査した上で、想定し得るトラブルを回避するための対処を考察するという一連の流れには大きな違いはありません。契約書の十分なリーガルチェックを行うには、十分な取引事情の把握や内容の精査が肝要なのです。

 

弁護士、中小企業診断士によるリーガルチェック

これまで契約書のリーガルチェックを依頼するメリットやデメリットなどについてご説明をしてきました。確かに、契約書を締結する当初は、相手方を信頼しているため、トラブルになるはずがないと思い、契約することが通常かと思います。しかし、その後、トラブルが発生し、相手方と信頼関係が築けなくなるということは十分に想定し得ることです。

 

契約書のリーガルチェックを受けることで、確かに時間や費用がかかってしまいます。しかし、トラブルが発生してからでは遅く、トラブル発生を未然に防止するためには、弁護士によりリーガルチェックを受けるということは、非常に大きな意義があると考えております。

 

特に、くぬぎ経営法律事務所の代表上村は、弁護士の資格だけでなく、中小企業診断士としての資格も保有しております。法律的な観点だけでなく、経営的な側面からもご助言等行うことも可能ですから、ご相談者様、ご依頼者様のお役に立てることが多いと思います。

 

企業様、個人事業主の方をはじめとして、契約書の内容に不安のある方は、お気軽に、くぬぎ経営法律事務所にご相談いただければ幸いです。

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お電話でのご相談03-6458-3845業務時間 9:30~17:00メールでのご相談info@kunugi-law.com

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